プリウスでシステム異常発生

プリウスのハイブリッドシステムは、高度なコンピュータシステムによって動いています。 リアルタイムに、速度、加速度、ブレーキング、バッテリの充電状態、気温、道の傾斜などを判断して 電気で走るか、ガソリンで走るか、その両方かなどを判断しています。

ところが、ある天気の良い日に走っていたところ、このコンピュータにシステムエラーが発生しました。 「!」というマークが点灯し、カーナビの画面には「システム異常が発生しました」のメッセージが出ました。

運転中、突如!マークが点灯し、システムエラーが発生

路肩に寄せてエンジンを停止(システムOFF)し、しばらくしてからシステムをONにしても、「!」マークが点灯します。 トヨタ店に連絡し、そのまま持ち込んでみてもらうことにしました。

システム異常でも一応走行できるところはさすがだと思いました。ただし、しばらくすると亀マークが付き、速度が出なくなります。 最大までアクセルを踏み込んでも時速20k/m程度しか出ないので、ハザードを出しながら路肩を走ります。 広い道はそれでなんとかなったのですが、狭い道や交差点では困りものです。 加速が悪いので特に右折が怖かったです。 あとでトヨタの人に聞いたところでは、プリウスが異常を検出すると、安全のため最高速度を制限するようになっているそうです。 危険が予測できるときに、速度を制限するというのは、思想として正しいと思います。 でも、最高時速20k/mは逆に危険だと思いますが

1回目の修理

トヨタ店では診断の結果、アクセル周りのエラーということで、アクセルの交換となりました。 このときは交換部品がなかったのですが、数日交換となりました。

余談ですが、システム異常が発生した後、一度システムをOFFにし、電源再投入すると、異常警告灯は点きますが亀マークは消えます。 この状態では出力制限はされないので、速く走ることが出来ます。 その後しばらく走って、一回停車すると亀マークが再点灯し、出力が制限されるようになります。 このときはまた電源を入れ直せば早く走れます。 これを繰り返しながらだましだまし走っていました。

アクセルの交換を終えた後、プリウスは快調に走っていたのですが、なんと二週間と経たないうちに再びシステム異常が発生したのです。

続きは近日中に執筆予定です。